自分を慰めてる

書き殴り、雑食につき

あなたとぼく


ぼくをみて。あたまをなでて。やさしくわらいかけて。声にはならなかった。口にしていいのかわからなかった。あなたの目はまっすぐぼくをみない。いつもどこかをさまよっていてそのはしっこにぼくをうつしてる。手はふとするとおそろしいかぎづめになり、だきしめられたぼくもあなたもきずだらけ。足はおどるようにふらついて、ひよわなぼくはささえきれずにしずむけど、あなたはひとりおよいでく。

ぼくのためにあるあなたなどひとつもない。あなたから産まれたぼくはあたらしいあなたでしょうか